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妙月の独り言

スマホを握りしめて泣いとるあんたへ。

こんばんは。妙月(みょうげつ)です。

こんな夜遅くに、目が冴えてしまっとるんかね。 その手にあるスマホ、さっきから何回画面を確認した?

「既読がつかない」 「返信が来ない」 「もしかして、嫌われたんじゃなかろうか」

そう思って、胸が締め付けられとるんじゃろう。 痛いほど分かるよ。好きな人の言葉は、何よりの栄養剤じゃからね。

でもな、一つだけ、大事な話をさせておくれ。

実はな、「待つ」というのは、見えない世界では「追いかける」のと同じことなんよ。

あんたが「まだかな、まだかな」とスマホを見つめるたびに、 あんたの体からは執着という名の、少し重たい念が飛んでいっとる。 それは見えない糸となって、彼の首をキュッと絞めてしまうんじゃよ。

男の人っていうのは不思議なもんでな、 この「重たい糸」を感じると、本能的に逃げたくなる生き物なんよ。 だから、あんたが必死に待てば待つほど、彼は返信しづらくなる。皮肉なもんじゃろ?

じゃあ、どうすればええか。

答えは簡単じゃ。 「待つ」のを、今すぐやめること。

「そんなん無理や!」って思うかもしれんね。 でも、諦めるわけじゃないんよ。 ただ、スマホを裏返して、あんた自身の時間を楽しむんじゃ。

温かいお茶を淹れて、好きな音楽を聴くでもいい。 ゆっくりお風呂に入って、洗顔をするでもいい。 「彼からの連絡がなくても、私は私で幸せじゃわ」 そう思って、自分の魂を喜ばせてあげるんよ。

そうすると不思議なことに、彼に飛んでいた「重たい糸」が切れて、 彼の方に「あれ? なんか軽くなったな。あいつ今、何しとるんかな?」という隙間ができるんじゃ。

男はな、この「隙間」ができた時に初めて、自分から動きたくなるんよ。

嘘だと思ったら、今夜だけ騙されたと思ってやってみなさい。 スマホを置いて、さっさと寝てしまうこと。

「あんたのことなんか、忘れて寝てやるわ!」 それくらいの強気でええんよ。

あんたが忘れた頃に、ひょっこり「元気?」なんて連絡が来るもんじゃ。 恋の法則なんて、そんなもんよ。

それでも心がモヤモヤザワザワして、どうにもならん時は、 私に電話しておいで。 あんたの心に絡みついた「執着の糸」、私が解いてあげるからね。

今夜はもう、画面を見るのはおしまい。 あんたの夢の中にまで、不安を持ち込んだらあかんよ。

おやすみ。

妙月

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